2015年04月06日 (月) | 編集 |
2015年4月4日(土)に第6回TNR活動を行いました。

今回は以前から捕獲に失敗し続けていたサビーの仔のミケちゃん。数週間前から何だかおなかが大きいな...と思っていたのですが捕獲できないのもあり延ばし延ばしにしていました。ですが4月2日にいつものように3ニャンズにご飯をあげる際にサビーと並んで歩いているのを上から見たら、明らかにおなかの幅がサビーの2倍ぐらいある...。たしかに前よりはふっくらしてきたと思ってたけど。毎日見てるからこそ変化に気づきにくいものですがこの時ばかりはやっぱりミケちゃんは妊娠しているんだとはっきりわかりました。しかも近いうちに出産するんじゃないかってぐらいだと。

4月のTNR活動は特に日程を決めていなかったのでどこも手術の予約はしていませんがとりあえず捕獲を優先。翌日5日に朝から捕獲器を設置しおびき寄せました。今までなら警戒して入らなかっただろうけど、妊娠していてご飯を食べようと必死だったのかすぐに入ってくれました。とりあえず職場の空いている倉庫に置かせてもらいました。

捕獲はしたものの肝心の手術の予約ですが幸運にも予約枠を譲っていただけました!譲っていただいたのはTNRを始めたいとこのブログにご連絡いただいた貝塚市のNさん。私のやり方ではありますがTNRの方法や行っている病院を紹介し、ちょうど4日にメス猫2匹の予約ができたとおっしゃっているのを思い出しお電話。聞くと前日時点ではまだ1匹しか捕獲できていないとのことで譲っていただきました。

4日の朝8時にミケちゃんの元へ向かうとすごい鳴き声。急いで車へ運びNさんの猫を迎えに貝塚へ。ずっと鳴きっぱなしのミケちゃんは声も枯れ枯れ。少しでも私の声を聞かせると余計に『出してー!』という感じの鳴き声に。Nさん側の猫を受け取り泉佐野市の動物病院へ。

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とにかく叫んでます

きっと麻酔がかかるまで叫んでたんだろうな...。この日は仕事だったのでひとまず職場へ。私は引き取り時間までに迎えに行けないのでNさんにお願いし、仕事が終わってすぐに病院へ。先生によると2匹とも妊娠しており、もし産まれてたら生きていけるぐらいに成長していたとのこと。どちらも3匹ずつ。たしかに新聞紙に包まれた胎児は今までになくずっしりと重みがありました。2人で暗い気持ちになりながらNさんのお宅へ。Nさんは即解放せずしばらく自宅で様子を見るそう。また次の合同TNRをしようとお話しお別れしました。

私はミケちゃんを解放する為職場へ。いつもの住み処で解放すると後ろ足ががに股でヨタヨタと頼りない足取り。麻酔が抜けていないとかではなく、おなかから大きな赤ちゃん達がすっぽりいなくなってしまったからだと思います。それだけ体に大きな負担がかかる手術だったんだろうな。足取りは心配だけどご飯をあげるとしっかりと食べ始めました。堕胎した赤ちゃん達を埋葬する為ひとまずその場を後に。

今回も今までのTNRで堕胎した胎児と同じ場所に埋葬。ここはもうスペースがないので次回埋葬する必要があったら市の清掃課でお願いすることに。ただ清掃課は野良猫に対してなのでこちらがTNRで堕胎させた猫に関してはどうなるか相談してみないとわからないので、無理なら環境整備課に有料で引き取りになるかも。清掃課とか環境整備課とか嫌な名前ですね...。

埋葬する為に改めて胎児を持つとなんだかさっきより重みを感じました。新聞紙から取り出すと手のひらの半分ぐらいの膜に包まれた楕円形の胎児が3匹。膜は透明ではなかったのではっきりとした姿は見えませんでしたが、今までのピンポン玉のような形ではなく『赤ちゃん』というフォルムでした。今回も赤ちゃんを殺す結果となってしまった。先生も何百回、何千回も手術しているだろうけど、赤ちゃんを取り出すのは本当に辛いことをしてもらってると思います。

ちゃんと埋葬してからもう一度ミケちゃんの元へ。サビーもクロちゃんもいました。さっきミケちゃんはご飯を食べてくれたから安心しつつも嫌われたかなと手を伸ばすと撫でさせてくれる。

頬も頭も首も肩も背中も。撫でさせてくれるというより撫でてくれと押してくる。

その時は先程の胎児を持った時に感じた重みよりも、私にとってはとてもとても大きな衝撃だった。

手術前までの数週間はあまり撫でられるのを好まず数回撫でたら軽く猫パンチを出してきていたのに。今はもうおなかから赤ちゃんがいなくなったとミケちゃんはわかってる。妊娠中の過敏な神経がなくなったからなのか、それとも少しでも癒しが欲しいからなのか撫でて撫でてとせがんできました。

TNR活動を始めたからには堕胎させることは割り切ってきたけど、この時ばかりは何とも言えない罪悪感が。どうしてもっと早くTNRしなかったのか、死ぬ気で頑張れば早々に捕獲できてたんじゃないか、妊娠前もしくは妊娠初期にできていればここまでダメージもなかったんじゃないか。考えればきりがありませんでした。

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ごめんねと声をかけながら撫でてその日は一旦お別れ。体への影響が大きそうなので心配ですが幸いこの日は夜も暖かくサビーもクロちゃんもいるので任せました。

翌日出勤すると3匹の姿が。
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肝心のミケちゃんは昨日の頼りない足取りからしっかり走るまでに回復しているようでした。術後は毛並みもボサボサだったのが以前のような元気な姿です。この記事を書いているのは術後3日目ですが、今日も走り、食べ、撫で撫でさせてくれてます。この3匹は私がしっかり見守ろうと決めたので体調なども今後気をつけて見ていきます。

今回思ったのはメス猫はとにかく妊娠前にTNRをということ。手術や堕胎による体への影響が著しいので、TNR予定の場所や猫の状況をしっかりと把握するのが重要です。本当なら毎日でも様子を見たりTNRできたら最善なんですが。資金面やスケジュールに色々問題はありますが今できる限りのTNR活動を積極的に行っていこうと思います。

次回TNRは4月14日(火)を予定。Nさんと合同で大阪市内の病院に連れて行く予定です。


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