2017年04月30日 (日) | 編集 |
私たちは公益財団法人どうぶつ基金が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回泉南市のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金から2頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

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2017年4月5日(水)に第48回TNR活動を行いました。4月はどうぶつ基金様より無料不妊手術チケットを2枚いただくことができました。どうぶつ基金様、ご寄付いただいた皆様ありがとうございます。

今回はまず職場の北側。以前にも書きましたがほぼ毎日ご飯をあげに行ってたんですがこのキジシロは4兄弟の中で一番警戒心が強くで顔だけ見せてすぐ逃げる仔。でも顔つきからオスっぽいし最悪TNRできなくてもいいかと思っていたんですが、2月14日久々に全身が見れた時になんかおなかが膨らんでるような・・・。たぶん妊娠してるな、でも冬毛のせいでそう見えるのかもと思いつつ第46回(2017/2/19)では全く相手にされず捕獲失敗。またもご飯をあげる日々。本当に少しずつ慣れてきて3月10日にじっくり全身を見る機会が。

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デブーン。確実に妊娠してるー。女の子と言われたらそんな顔つきに見えてしまう不思議。毎日会いに行っているにもかかわらず5メートル以内には近寄らせてくれないのでこの日から仕掛けを解除した状態の大きいタイプの捕獲器を置いて慣らすことに。

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キジシロは私の姿が見えているとなかなかご飯を食べないので捕獲器の中のご飯はどの仔が食べているのかわかりませんでしたが毎日なくなっていました。せっせせっせと通い他の仔達も前より多少慣れてきました。とはいえ一番慣れているハチワレくんでも1メートルの距離までしか詰めれないし触れないのでいい警戒心を保ったまま。キジシロも顔だけじゃなく姿を見せてくれるようになってきたので順調ではあったもののどんどん大きくなるおなかに私の焦燥感は募る一方でした。

そして捕獲日の4月4日。仕事が終わってすぐ現場へ。まずはキジシロがいないと話にならず今回捕獲できなかったら確実に出産というぐらい際まできていました。

到着すると4頭ともいたのですぐに固定していた捕獲器を外して仕掛けをセット。そしてここからが正念場。捕獲器にTNR済みの仔が入って仕掛けが作動してしまったら最後、キジシロは逃げてしまう。なのでまずはTNR済みの3頭のおなかを満腹にさせて捕獲器に入らないようにさせる必要がありました。

捕獲器の有効性は保ちつつ少し離れたところにご飯を置いて3頭に食べさせキジシロが食べようとしたら私が近づいて離す。そうすると他の仔達も離れるのでまた食べ始めるのを待ちまたキジシロが食べようとしたら・・・ということを10回以上繰り返す。さらに捕獲器のご飯のほうが魅力的なのでそっちにいこうとする3頭を制止したり。目の前にご飯があるのに食べれないキジシロを申し訳なく思いつつ攻防すること1時間、やっと3頭が捕獲器にあまり興味を示さなくなったので捕獲器以外のご飯を撤去し本格的に捕獲へ。

キジシロが捕獲器に近づく様子を物陰からチラチラ見る私はかなりの不審者でしたが空腹で我慢の限界だったようですんなり捕獲器へ。それでもその後ろから他の仔が様子を伺ったり近づくので扉が閉まりきらないかもとハラハラしていましたが無事捕獲!

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可愛い顔に似合わないものすごい威嚇でしたが捕獲でき安堵。でもまだ問題が。それは捕獲から手術までの間に捕獲器の中で出産してしまうかもということ。キジシロは毛がフサフサなのでわかりにくいですがそれでも妊娠してるかもと思い始めて約2ヶ月。見る度に大きくなっていたのでかなり不安。でも今更リリースできないので妊娠を確信したらとにかく早くTNRするしかないですね。

1時間以上かかったとはいえ本当に連れていきたい仔が捕獲できて疲れも吹っ飛びました。よっしゃと次の現場へ。次の仔も第46回(2017/2/19)で捕獲できなかったキジシロのメス。

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めんこいのぉ~。画像は3月13日のもの。前回の捕獲失敗以降通っているからか触れはしないものの自分から近づいてきてくれるようになってきてました。そして捕獲器の中に入ることも確認済みなので会えれば捕獲できると思っていました。

現場へ到着すると数頭の中に目当てのキジシロが。捕獲器セットから1分ほどで捕獲完了~♪

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可愛い。ここ数ヶ月は妊娠・出産の兆候はなくこの時点でも妊娠はしてないっぽい。良かった。

チケット分の頭数は捕獲したものの他にも気になるメスが。捕獲できたらいただいた寄付金でTNRをさせてもらおうと思っていたので捕獲活動継続。その前にいつもの現場回り兼ご飯あげに。各所でみんなの様子を見ている中、びっこを引くサビの姿が。

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この仔は第28回(2016/5/4)にTNRしたサビちゃん。TNR以降ほとんど会えていませんでしたが最近会えるように。画像の丸い円の中、たぶん肉球が血豆のように腫れているよう。でもはっきりと見えないので肉球ではなく肉なのかも。とりあえずご飯に抗生剤をまぶしてあげ数日に一回ですが続けています。この記事をアップした現時点でもまだ少しおかしい感じ。会うのが夜ということと抱っこさせてもらえないのでしっかりとは確認できていませんが。病院に連れていけないし、もし連れていけても看護・介護要となった場合にお世話できるかといわれたらできないんですよね・・・歯がゆいなぁ。

現場回りってみんなが健康で過ごしている姿を見れるので嬉しいけど毎回不安のほうが大きい。いつもいる仔なのに連続で見ないとか、いつ健康状態が悪い仔がでてきてしまうか・仔猫等の新入りさんが現れてしまうかとか。不安になってても仕方ないんですがどうしても頭から離れないんですよね。

気持ちを切り換えて捕獲活動再開。気になるサビがいるA地点ですがこの仔は毎回会えるわけでもないので会えたらなぁ程度の軽い気持ちで。

いつものメンバーにご飯をあげるもサビはおらず。でも会える時は少し待っていたら離れたところからやってくるので他の仔達と10分ほど待っていると来たー!この仔はいつも『ラ~♪』って鳴き方で走り方もるんたった♪って感じで来るから可愛い。

この数日前に後ろから持ち上げておなかを触らせてもらったけど授乳中じゃなかったっぽいので早速捕獲器セット。目の前で誘導したら入ってくれたので手動で閉めました。

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しかし捕獲後は少々お怒り気味。ごめんよ。そして改めておっぱいチェック。

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モジャモジャじゃー!乳首の位置さえわからん!この仔がいくつかわからないけど成猫の体の大きさなのでもしかしたら第45回(2017/1/23)のミケちゃんみたいに耳先Vカットなしの不妊手術済みの可能性が高い。たぶんそうだろうなぁと思いつつもそうなら耳先Vカットだけでもしなければいけないので連れていくことに。真新しい首輪跡もなかったしこれで飼い猫ですって言われてもって感じですしね。

捕獲開始から約2時間半で3頭捕獲。すっごくスムーズで充実した捕獲活動でした。こういう言い方したら批判されるかもしれないけど私はこの活動に信念を持っているし体を壊さない限り続けていくつもりなのでそれが満足のいく内容だったから嬉しい。

最後にB地点の仔達に会いに行くと遠くのほうから猫の喧嘩か盛りの鳴き声が。A地点とB地点の中間で車で入りづらくなかなか足を運んでいない所ですが今後の為に見にいくことに。過去にTNRしたであろうチャトラシロや未TNRのチャトラシロを確認。5月以降のTNRでまたここにいる仔もしていく予定です。

そんな中、

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第16回(2015/7/16)でTNRしたムギワラサビちゃんと思われる仔にも会えました。ただ正面から写真を撮れなかったので確証はありませんがTNR済みの仔ではあります。もし私が思っている仔だったらTNRから2年8ヶ月以上同じ場所で生活しているということに。見た限り健康そうだし。本当現場回りは嫌なこともあれば良いこともあるなぁ。

捕獲活動を終え帰宅。毎回こんなスムーズにいくといいのになぁ。

翌朝の3頭の様子。

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キジシロは出産しておらず3頭とも体調不良もなさそうだしうんこテロもなかった。早速出発。渋滞もなく10時前にありす動物病院に到着し3頭を搬入しているとスタッフのCさんがなにやら作業中。その手の中には・・・

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キャワイイー!!聞くと巡り巡ってありす動物病院さんに来た7頭の仔猫。大変だけどもうすぐ生後1ヶ月でどの仔もとても健康的なのが幸い。Cさんの隙を見てよじ登る仔や兄弟でワキャワキャする仔。生後1ヶ月ぐらいでももうしっかり自我があってとにかくワンパク。爪も小さくて逆に痛いんですよね。写真を撮って癒された私。

こちらのTNR組は健康状態に問題なければ生後1年未満~前後と思われるキジシロ2頭に3種混合ワクチンをお願いし病院をあとに。向った先は1月17日にトライアルを開始し正式譲渡となったナズナのいるYさん宅。

Yお母さんとMちゃんにお出迎えしてもらいざナズナのところへ。ナズナ~♪おばさんのこと覚えてる~???

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めっちゃ忘れられてる~。イカ耳だし。仕方ないようねぇ。いいんですいいんです。Yさんご家族を大好きであってくれたらそれで。

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やっぱり立派なキャットタワー。ナズナは幸せ者だなぁ。そしてテッペンから私を警戒するナズナ。

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紅茶や苺をご馳走になりながらナズナのことをいろいろお話。よく見るとこの時もキャットタワーの中腹から私を観察するナズナ。でもおやつをあげたりおもちゃで遊んだりしているうちに徐々に慣れてきてくれて最後は安心した顔で眠ってました。

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Yお母さんとも話してたんですがナズナは本当にどこから来たんだろう。B地点で他の仔達を警戒して木の上にいる状態で出会いTNR、リリース後悩みに悩み再捜索し保護という不思議な縁で。元飼い主さんのことはわからないけど今ナズナは本当に幸せで私もYさんご家族も幸せだからいっか。

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ナズナ~これからも幸せにね~。

帰りがけに5,000円の寄付金もいただきました。本当にありがとうございます!Yさん宅を出てから心斎橋や難波をウロウロ。3頭だったけど今回はいつもより時間がかかり14時半ごろに完了の電話が。病院へ行くと、

『それぞれ5頭と4頭妊娠してましたよー。あとは男の子ですね』

?!なんと?!

内訳を聞くと明らかに妊娠していた1頭目のキジシロが5頭妊娠、2頭目のキジシロがオス、サビが4頭妊娠という想像していなかった結果に。

私、いつから2頭目のキジシロがメスだと思い込んでたんだろう。顔つきでどっちか推測することはあってもメス優先のTNRの時は性別の確認をしていたはずなのに・・・。小柄だから?鳴き声が可愛いから?どっかのキジシロとごっちゃになったんだろうか。そして不妊手術済みかと思っていたサビは実は妊娠していたという。てことはあのモジャモジャなおなかを見る限り初めての妊娠で生後1年前後だったのかも。ワクチンお願いしておけばよかった。思惑どおりにはいかないもんですね。

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今回チケットでまかなえない分の手術費には寄付金を使用させてもらうつもりでしたが1頭がオスだった為自費でお支払い。2頭分のワクチンには寄付金を使わせていただきました。3頭と胎児を受け取り帰路へ。

夜にご飯をあげて一晩車で過ごしてもらい翌朝リリース。全頭9割方ご飯を食べてました。うんこテロはあったものの軽傷ですんだ・・・。

その日に胎児も火葬場へお渡しし活動終了となりました。しかし今回も自分はいろいろ矛盾してるなーと思ってしまいました。病院で見た赤ちゃん猫を可愛いと言いながらキジシロとサビの赤ちゃんは堕胎させて。妊娠していたら堕胎させてでもTNRするという私のやり方なら矛盾して当たり前ですが、どの口で可愛いなんて言えるねんと自問自答。難しいなぁ。



 
テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア
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